なぜ外国人から人気を集めているの?

観光と聞くと楽しいイメージが沸きますし、久しぶりに旅行へ行きたい気持ちが募ってくるでしょう。そもそも観光とは良い意味を学ぶという意味があり、知らないところへ行って学びを得る事から始まりました。今でこそ娯楽として楽しめる観光ですが、元々は平安時代の熊野詣が始まりました。現代の様に車や電車は無く、交通手段は歩きのみです。よってお参りの為に観光をして信仰を深めていました。当時はまるでありの行列の様に、多くの人が観光していてその旅先にある旅館や温泉に入り観光を楽しんでいました。時には険しい山に入る事もありましたが、それを行う事でより信仰が強くなると考えられていました。

江戸時代になると観光は庶民の娯楽となり、好きな時に好きな場所を観光するのがトレンドになりました。何人かグループでお金を出し合ってお参りへ行く事を講と呼び、これが今で言う旅行代理店の概念となります。

明治時代になると国内だけでは無く海外への観光や、船や飛行機での旅行など形を変えながら観光は楽しまれました。第二次世界大戦以降、観光はグンと減りましたが高度経済成長期に入るとステータスの為に観光へ行くのがトレンドになりました。

やがて平成が過ぎ令和になった今、以前の様に気軽に観光へ行けなくなったのは事実です。しかし観光は少しずつ形を変えて私達のニーズに合わせています。近年外国人観光客から支持を得ている、体験型観光にスポットを当てています。

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